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講談社学術文庫

明治洋食事始め とんかつの誕生

著:岡田哲

電子版

内容紹介

明治維新は一二〇〇年におよぶ禁を破る「料理維新」でもあった。近代化の旗のもと推進される西洋料理奨励キャンペーン、一方で庶民は牛鍋・あんパン・ライスカレー・コロッケなどを生み出し、ついに「洋食の王者」とんかつが誕生する。日本が欧米の食文化を受容し、「洋食」が成立するまでの近代食卓六〇年の疾風怒濤を、豊富な資料をもとに活写する。(講談社学術文庫)

目次

プロローグ 第一章 明治五年正月、明治天皇獣肉を食す 第二章 牛肉を食わぬ奴は文明人ではない 第三章 珍妙な食べ物、奇妙なマナー 第四章 あんパンが生まれた日 第五章 洋食の王者、とんかつ 第六章 洋食と日本人 エピローグ 参考文献 日本洋食年表

JP-eコード:0629212300100011000S
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2015年01月16日