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講談社学術文庫

ソシュールを読む

著:丸山圭三郎

電子版

内容紹介

近代言語学の父、フェルディナン・ド・ソシュール。残された手稿と「一般言語学講義」聴講生のノートから三度の講義内容を復元し、コトバを手がかりに文化や社会の幻想性を解明・告発する、その思想と方法を精緻に読み解く。二〇世紀の諸科学、とりわけ構造主義やポスト構造主義に多大な影響を与えた思想の射程と今日的な可能性が、あざやかに甦る。(講談社学術文庫)

目次

第一講 ソシュールと現代 第二講 『講義』と原資料 第三講 講義I──言語学批判 第四講 講義I──言語学批判(続) 第五講 講義II──記号学とは何か 第六講 講義II──記号学とは何か(続) 第七講 講義III──ラングの解明 第八講 講義III──ラングの解明(続) 第九講 ソシュールと人間学 第十講 ソシュールと文化記号学 あとがき ソシュール略年譜 ソシュール著作目録 参考文献

JP-eコード:0629212000100011000J
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2015年01月30日