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講談社現代新書

デジタルは人間を奪うのか

著:小川和也

電子版

内容紹介

健常者の記録を破る義足アスリートの出現、脳とコンピュータの接続、デジタル認知症……デジタルテクノロジーはわれわれをどこに連れていくのか。デジタルの第一線で活動する著者による、最新トピック満載の書。デジタルによって豊かな未来が創造されるはずだが、同時に忍び寄る「不気味さ」の正体とは何か。「デジタルの船からは、もはや降りられない」「モノのネット化で変わる生活」「ロボットに仕事を奪われる日」など。(講談社現代新書)

目次

はじめに 義足ダンサーの見事なダンス/永遠に止まらない心臓/不思議な違和感の正体/本書における「デジタル」の定義 序 章 デジタルの船からは、もはや降りられない 「ただ楽になっただけ」/とめどなき情報量爆発/デジタルテクノロジーと人間/「つながっていても孤独」という不可思議/豊富な情報は人間をどこへ導いているのか/デジタルの船からは、もはや降りられない 第1章 デジタル社会の光と影 ドラえもんのひみつ道具が次々と実現/デジタルが発展途上国の50億人に光をもたらす/18歳女子高生の大発明/光が射す一方で、つくられる影/毎日ムダな情報と出会っている?/他 第2章 モノのネット化で変わる生活 あらゆるモノがネットとつながる社会/替え時を教えてくれる「おむつ」/ウェアラブルコンピュータの危険性/「コンピュテーショナル・ファッション」/他 第3章 ロボットに仕事を奪われる日 『鉄腕アトム』はもはや夢物語ではない/躍進するロボット記者/コンピュータ小説家/人間の仕事の多くが消滅する/人間が支配されないために 第4章 仮想と現実の境界線が溶ける ほか

JP-eコード:0628828300100011000F
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年10月24日