講談社現代新書
歴史家が見る現代世界
著:入江昭
電子版
内容紹介
「現代」はいつから始まったのか? 「近代」と「現代」は何が変わったのか? そもそもどのようにして「時代区分」をするのか? 近年、歴史学の潮流は急速に変化してきた。視野の狭い国別の歴史にとらわれて、世界規模で進む大きな歴史のうねりを見逃してはならない。ハーバード大・歴史学部の名誉教授が書き下ろした、「現代世界」を考えるための手引き書。(講談社現代新書)
目次
はじめに 第1章 歴史をどうとらえるか 1 歴史家の目に映る現代世界 2 なぜ歴史の見方が変わったのか 3 「現代」の起源 第2章 揺らぐ国家 1 国家という存在 2 「大きな政府」から「小さな政府」へ 3 新興国家のそれぞれの選択 第3章 非国家的存在の台頭 1 ノンステート・アクターズ 2 ノンナショナル・アイデンティティ 第4章 伝統的な「国際関係」はもはや存在しない 1 パワーゲームの限界 2 地域共同体の誕生 3 インターナショナリズムの挑戦 第5章 普遍的な「人間」の発
JP-eコード:0628825700100011000O
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2014年05月23日。