出版社を探す

講談社現代新書

社会保障亡国論

著:鈴木亘

電子版

内容紹介

消費税が増税されると本当に社会保障は充実するのか。現在わが国の社会保障給付費は、GDPの約4分の1にあたる110兆円を超える規模に達しており、年間3~4兆円というペースで急増している。消費税率の引き上げの効果は3~4年で消失する計算となる。年金・医療・介護・子育て支援など、「少子高齢化」日本を暮らす人々の不安は拡がる一方だ。社会保障財源の現状を具体的に改善する議論と給付の抑制・効率化策も提言する。(講談社現代新書)

目次

はじめに 第一章 財政から語る社会保障 尻尾に振り回される犬/財政から社会保障を語るな!/一般会計の社会保障費は氷山の一角/巨大な社会保障費の弊害/他 第二章 社会保障の暗黙の債務は一五〇〇兆円 少子高齢化と賦課方式が諸悪の根源/世界最速の人口高齢化/少子化対策では手遅れ/社会保障が抱える「暗黙の債務」/他 第三章 社会保障と税の一体改革、社会保障制度改革国民会議 消費税は社会保障にしか使わない?/消費税増税分は何に使われるのか/社会保障の充実は消費税増税のエサ/待機児童対策の財源は半分以下/他 第四章

JP-eコード:0628825300100011000C
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年04月25日