講談社現代新書
僕がメディアで伝えたいこと
著:堀潤
内容紹介
実は、いじめを受けていた小中学校時代。就職活動では民放の入社試験に落ちまくり、なんとか入れたNHK時代、街中では「嘘つき」と怒鳴られ、社内では「給料泥棒」呼ばわりされた。会議では「黙って原稿を読めばいい」「打ち合わせにないことはやるな」と叱責されたこともあった。それでもくじけず、あきらめなかった理由とは何か。元NHKアナウンサー、堀潤の発想と行動の「原点」――。(講談社現代新書)
目次
はじめに 第一章 NHKで学んだこと 泊まり込みの新人研修/実は落ちまくっていた民放の入社試験/なぜ「NHK」だったのか/「アナウンサー声」の身につけ方/被害に遭った人々の声に触れる/森本毅郎さんや大越健介さんと同じ初任地/ニュース原稿を読む難しさ/アナウンサーがいちばん怖れること/正しい日本語を使わなければならない/公共放送の果たすべき役割/五分のリポートに三日かけることも/NHKの一アナウンサーである前に/「岡山人への道」/現場に行かなきゃわからない/「NHKさんに取り上げてもらったのは誇りなんよ」/全国放送に乗せることの難しさ/他 第二章 僕がカメラに背を向けた理由 「チャラチャラしたヤツは現場に行かせない」/「給料泥棒」と呼ばれて/「早く成果を出そうとあせるな」/笑い顔でリポートするな/現場感を伝えるための工夫/「ワンカメ中継」の狙い/『ニュース7』との違い/ストーリーに合ったコメントを欲しがる番組作り/ニュース番組の限界/「ローカル放送じゃないんだ」/「報道の力」/「特ダネ」を狙い続けて/他 第三章 果たせなかったメディアの責任 ほか
JP-eコード:0628822300100011000Y
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2013年10月25日。