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講談社現代新書

ふしぎなキリスト教

著:橋爪大三郎
著:大澤真幸

電子版

内容紹介

【新書大賞2012大賞】 キリスト教がわからないと、現代日本社会もわからない――。キリスト教のすべてがわかる決定版入門書! なぜ神が一つなのか? 預言者とは何者か? イエスは神なのか人なのか? 聖書は誰が書いたか? 知っているつもりで実は知らないキリスト教の謎を解く。日本を代表する二人の社会学者が徹底対論! (講談社現代新書)

目次

まえがき 第1部 一神教を理解する──起源としてのユダヤ教 1 ユダヤ教とキリスト教はどこが違うか 2 一神教のGodと多神教の神様 3 ユダヤ教はいかにして成立したか 4 ユダヤ民族の受難 5 なぜ、安全を保障してくれない神を信じ続けるのか 6 律法の果たす役割 7 原罪とは何か 8 神に選ばれるということ 9 全知全能の神がつくった世界に、なぜ悪があるのか 10 ヨブの運命──信仰とは何か 11 なぜ偶像を崇拝してはいけないのか 12 神の姿かたちは人間に似ているか 13 権力との独特の距離感 14 預言者とは何者か 15 奇蹟と科学は矛盾しない 16 意識レベルの信仰と態度レベルの信仰 第2部 イエス・キリストとは何か 1 「ふしぎ」の核心 2 なぜ福音書が複数あるのか 3 奇蹟の真相 4 イエスは神なのか、人なのか 5 「人の子」の意味 6 イエスは何の罪で処刑されたか 7 「神の子」というアイデアはどこから来たか 8 イエスの活動はユダヤ教の革新だった 9 キリスト教の終末論 10 歴史に介入する神 11 愛と律法の関係 12 贖罪の論理 13 イエスは自分が復活することを知っていたか ほか

JP-eコード:0628810000100011000K
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2012年02月10日