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講談社現代新書

はじめての政治哲学 「正しさ」をめぐる23の問い

著:小川仁志

電子版

内容紹介

人命救助は私たちの義務なのか? 政治家は市民より正しいのか? なぜ定住外国人に参政権が与えられないのか? もし日本人がマイノリティになったらどうする? 貧しい家庭の子のほうが大学入学に有利になるとしたら? なぜ話し合いが必要なのか? 孤独死と幼児虐待の問題の解決策とは? さまざまな問いから私たちの社会を考えるヒントがいっぱいの入門書。(講談社現代新書)

目次

はじめに いまなぜ政治哲学なのか 第1章 自由をめぐる論争  1 幸福を最大化すればすむのか?──功利主義  2 無条件の義務とは?──カント倫理学  3 正義とは何か?──リベラリズム  4 共通善なんてあるのか?──コミュニタリアニズム  5 政府は不要か?──リバタリアニズム 第2章 民主主義をめぐる論争  6 私たちは何に従うのか?──権力  7 なぜ政治に関わらなければならないのか?──デモクラシー  8 何のために話し合うのか?──熟議民主主義  9 市民とは誰か?──シティズンシップ  10 効率と公正は二者択一か?──第三の道 第3章 差異と平等をめぐる論争  11 みな平等だといけないのか?──社会主義  12 差異は共存しうるのか?──多文化主義  13 なぜ宗教は衝突するのか?──宗教多元主義  14 なぜ男女は反目し合うのか?──フェミニズム  15 国家はどこまで面倒を見るべきか?──福祉国家 第4章 共同体をめぐる論争  16 どうして国家に愛着を感じるのか?──国家  17 市民社会の役割とは何か?──市民社会  18 地域社会は再生するのか?──コミュニティ ほか

JP-eコード:0628808400100011000C
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2012年11月30日