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講談社現代新書

排除の空気に唾を吐け

著:雨宮処凛

電子版

内容紹介

事件・犯罪の背景には「社会の病」がある。急速に進む「派遣切り」、餓死、無差別殺人など、事件・犯罪の背後に潜む「社会の病」は深刻化している。しかし、社会的弱者の連帯の絆は強まりつつある。日本中の悩める人よ、孤立するな! (講談社現代新書)

目次

まえがき 第1章 「秋葉原無差別殺人事件」と派遣労働 第2章 十六分に一人が自殺。「自分自身からの排除」の背景 第3章 メンヘラーの逆襲!──九〇年代「アダルトチルドレン現象」と、二十一世紀の「生存運動」 第4章 制度の貧困に利用される「家族」──北九州・餓死事件から見えてくるもの 第5章 私と同い年の死刑囚・造田博──九〇年代の永山則夫 第6章 子どもを餓死させた母と、自らが餓死した母 第7章 急速に進む「派遣切り」──「所持金ゼロ円」で逮捕される「難民」たち 第8章 民営化された戦争──イラクで「料理人」として働いた安田純平さん あとがき

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出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年01月24日