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講談社現代新書

東京裁判

著:日暮吉延

電子版

内容紹介

「東京裁判から60年。ようやく〈事実〉に基づく、冷静かつ実証的な研究がなされる時代がきたとの感に打たれた。〈歴史〉が待ち望んでいた書だ」――保坂正康(ノンフィクション作家) 東京裁判は「国際政治」の産物以上のものではない。イデオロギーを排し、「文明の裁き」と「勝者の報復」をめぐっての不毛な論争に終止符を打つ。第30回サントリー学芸賞<思想・歴史部門>受賞作。

目次

第一章 東京裁判をどう見るか 第二章 東京裁判の枠組みはいかにして成立したのか 第三章 連合国は何を告発したのか 第四章 日本はどのように対応したのか 第五章 判決はいかにして書かれたのか 第六章 なぜ第二次東京裁判は実施されなかったのか 第七章 戦犯釈放はいかにして始まったのか 第八章 なぜA級戦犯は釈放されたのか あとがき 略語一覧 引用・参考文献 関連年表

JP-eコード:0628792400100011000W
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2016年09月23日