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講談社+α文庫

証言 零戦 生存率二割の戦場を生き抜いた男たち

著:神立尚紀

電子版

内容紹介

1941年12月8日、真珠湾攻撃に参加し、1945年8月18日の日本海軍最後の空戦まで戦い抜いた歴戦の搭乗員は、その日、まだ25歳だった。戦死率8割という消耗戦を生き残った若者たちは、あの戦いの最中に何を思い、戦後の混乱のなかでどのように生き抜いていったのか。150人以上の搭乗員たちにインタビューしたジャーナリストによる、平成の若者の祖父たちの激闘と苦闘の記録である。

目次

序章 第一章 三上一禧 「零戦初空戦」で撃墜した宿敵との奇跡の再会 第二章 田中國義 「日本海軍一」と言われた、叩き上げ搭乗員のプライド 第三章 原田 要 幼児教育に後半生を捧げたゼロファイター 第四章 日高盛康 「独断専行」と指揮官の苦衷 第五章 小町 定 真珠湾から海軍最後の空戦まで、大戦全期間を戦い抜く 第六章 志賀淑雄 半世紀の沈黙を破って 第七章 吉田勝義 豪州本土上空でスピットファイアを圧倒 第八章 山田良市 ジェット時代にも飛び続けたトップガン 文庫版 あとがき

JP-eコード:0628170500100011000L
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2016年11月25日