講談社+α文庫
最期の日のマリー・アントワネット ハプスブルク家の連続悲劇
著:川島ルミ子
電子版
内容紹介
20世紀初頭まで、ヨーロッパ最大の王朝を誇っていたハプスブルク家。その終焉に輩出した華麗な5大スターを襲った悲劇を語る!マリー・アントワネット、マクシミリアンメキシコ皇帝、シシーと呼ばれたエリザベート王妃、ルドルフ皇太子、フランツ・フェルディナント大公夫妻の最期は、処刑、暗殺、心中と、あまりに悲劇的だった。時の皇帝、フランツ・ヨーゼフを悲しみの淵に沈めた彼らの物語とは。文庫書き下ろし。
目次
はじめに 第一章 最期の日のマリー・アントワネット 喪服の王妃 幻の脱出計画──カーネーション事件 過酷な終のすみか 屈辱の朝 第二章 メキシコに散った若きマクシミリアン 謹厳実直な皇帝と朗らかな貴公子 歓迎された結婚 メキシコ皇帝誕生 皇妃シャルロットの懇願 若い皇帝を襲う危機 第三章 ルドルフ皇太子の悲惨な情死 血まみれの死 ひと目ぼれ 宮廷を襲った衝撃 第四章 レマン湖のほとりで終焉を迎えたシシー 皇妃の旅路 美貌の皇妃 第五章 サラエヴォに轟いた銃声 フランツ・フェルディナント大公夫妻暗殺 皇位継承者の歓迎されない結婚 あまりに悲劇的な偶然 主な参考資料
JP-eコード:0628151700100011000M
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2013年09月06日。