出版社を探す

講談社+α文庫

黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人

著:出井康博

電子版

内容紹介

ビンラディン以上にアメリカに恐れられた日本人が70年前にいた。男の企てた策謀とは!? ※本作品は2001年6月、新潮社より刊行された『日本から救世主が来た』を改題、加筆・再編集しました。本文中、他文献から引用した表現には適切さを欠くと思われる箇所が出てきますが、時代背景と作品価値を考え、そのままにいたしました。

目次

プロローグ 黒人暴動を扇動した男 アメリカ最大のタブー 第一章 天国の谷 デトロイトの光と闇 「ニグロたちよ、恐れるな!」 「黒い」ニグロ 「フォード」と大恐慌 中根中、逮捕される 数々の偽証 右腕はフィリピン人 ネーション・オブ・イスラム 結婚そして強制送還 日本政府による黒人扇動工作 自称「黒龍会」在米代表 反米感情と黒人への同情 第二章 受  洗 故郷は大分県杵築市 結婚と再婚 謎の二千ドル 牧師として教会を創設 恩師ウェンライト 初めての布教 教会除名という挫折 第三章 富士の見える日本人町 真珠湾攻撃の夜 カナダからアメリカに 廃墟と化した日本人町 金鉱探しに賭けた男 急速に発展したタコマ 弟は日本人会会長 排斥される日本人移民 「男の先生」と「女の先生」 借金を踏み倒し失踪 「任侠の徒」柳田竹造 「黒人ヤクザ」伝説 白人の伯母さん 四四二部隊とノーノーボーイ 弟の悲しき最期 第四章 運命の出会い 事実を隠蔽する日系人研究者 最後に愛した女性 「白人の宗教」は信じない! 妊娠、暴力、運命の出会い 妻への絶縁状 沈みゆく船と救命ボート 不倫 中根、再逮捕される ほか

JP-eコード:0628123600100011000C
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年03月14日