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講談社文庫

美濃牛

著:殊能将之

電子版

内容紹介

病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞(きおんどう)は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子(こうがどうじ)という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめられた、精密で豊潤な傑作推理小説。(講談社文庫)

目次

プロローグ 第一章 鬼の頭を切り落とし 第二章 牛の角もつ鬼を追ひ 第三章 めぐり逢ふたは橋の上 第四章 鬼の岩屋で朽ち果てり エピローグ  参考・引用文献

JP-eコード:0627372000100011000W
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2013年07月12日