講談社+α新書
軸のある人、ブレる人──日本はなぜ「上」から劣化するか
著:山崎武也
内容紹介
もっとも責任ある人間から、ブレる、キレる、逃げる。持てる者は、弱者にリスクを押しつけ、いかに楽して得するか、自分の身を守るかということにばかり汲々としている──。『気品の研究』以来、一貫して品性、品格をテーマに執筆を続けてきた茶道研究家にして国際ビジネスコンサルタントが、3.11後に持つべき「美しい生き方」の指針を語ります。
目次
はじめに 第一章 分をわきまえる 人を品定めしてわが身をふり返る 美しい人、醜い人 責任者が責任をとらない理由 悪い個性は「ぶっ壊す」 自分の型を決める カタチはココロを伝える 筋を通す 信念と頑固 場当たりは幼児性の表れ お願いだから何もしないで 利を求めると不祥事になる 悪の要素は叩きのめす 善悪の区別は明快に やさしい人と弱い人 闇の中に前兆を見つける 見えないものを見る技術 上司の任命責任 他 第二章 組織や肩書きから自由になる 組織の中で自分の足で立つ 満場一致は「うそつき集団」 奴隷化する現代人 心の自由を確保する 大企業と個人、どちらを取るか 企業に教養はあるか 無から舌禍は生じない 言行不一致は下品 肩書きでものをいわない 実力がないと誇示したがる 名刺で限界がわかる 地位好きは本質を失う 見えない圧力の使い方 権力は外の世界には通じない 利他主義と利己主義 資本主義は金の亡者 群れると流される 他 第三章 他人の金をあてにしない 金は心を殺す 金銭価値との距離感 ほか
JP-eコード:0627276000100011000A
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2012年09月28日。