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講談社+α新書

人はなぜ危険に近づくのか

著:広瀬弘忠

電子版

内容紹介

不運な人は幸せな人と何が違うのか。心の持ち方で人生は大きく変わる。災害心理学の第一人者が詳細に分析! 幸・不幸を招き入れる心理がわかった!

目次

はじめに 第一章 近づきたい危険、遠ざけたい危険  踏切事故にあう人  自発的リスクと非自発的リスク  リスクと安全のトレード・オフ 第二章 「今でないいつか」の心理  先のばしの心理  今しなければならない理由  目先の利益にだまされる心理  根拠なき楽観主義を排す 第三章 災害を待ちのぞむ心理  台風・ハリケーンは女性のイメージ  地震とナマズ  災害とエクスタシー  災害文化の役割 他 第四章 恐いものを見たい心理、見たくない心理  災害を見にいく  旅も恐いもの見たさ  他人の不幸を見にいく  自分の不幸は見せたくない  砂の中に頭を突っ込むダチョウ  「ホワイ・ミー」をなくそう 第五章 不安と恐怖が身を守る  恐れを感じないことは恐ろしい  恐怖を使って行動を変える  教育の道具として恐怖を利用  正しく恐れる 第六章 蜘蛛の子を散らすようなパニックは起るのか  集団性を保つことの有利さ  パニックの起る“場”  パニック発生の条件  九・一一テロでも起きなかった  アウシュビッツではなぜ起らなかったか 第七章 凍りつき症候群は死んだふりの名残  ヘビ嫌いの理由 ほか

JP-eコード:0627240400100011000W
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年02月14日