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講談社+α新書

発達障害と子どもたち

アスペルガー症候群、自閉症、そしてボーダーラインチャイルド

著:山崎晃資

電子版

内容紹介

知的レベルが高いため、見えにくい障害。理解されない子どもの孤独と悩みは深い。目を合わせない、反応がない――自分の子がなんとなくちがう、と感じたら……

目次

まえがき 第一章 なんとなく変な子どもたち 変な日本語を話す外国人 万引きは「悪いことではない」 友だちとはけんかをしない 知らない人にはいきなりキレる 気持ちを表現する言葉を知らない 赤ちゃんに話しかけない母親 子どもを叱らない親、叱れない親 日本の子どもは絶滅危惧種なのか 第二章 少年犯罪の背景にあるものは 少年犯罪は、戦後第四のピーク 不可解な子はアスペルガー? 「人を殺す経験が必要だった」 発達障害といわれる子どもたち 自分でもつらいし、理解されない 障害者が犯罪者という誤解 親を責めても解決にはならない 現在の少年犯罪の特徴は四つ 第三章 根源的な不安を抱えるボーダーラインチャイルド 母港をもたない船 「これから、自殺、します」 空想と現実の狭間を漂ううちに 子どもをだめにする親の態度 拒否という虐待 その親も拒否されて育った 人間関係が築けない 親子の同調性が低い 親のせいばかりとは言えない まず大人が生きる軸をもつ 三種類の子どものバランスをとる 子どもの復元力を信じよう ほか

JP-eコード:0627231400100011000U
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2011年11月18日