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講談社文庫

佃島ふたり書房

著:出久根達郎

電子版

内容紹介

佃の渡しが消えた東京五輪の年、男は佃島の古書店「ふたり書房」を立ち去った。大逆事件の明治末から高度成長で大変貌をとげる昭和39年まで移ろいゆく東京の下町を背景に庶民の哀歓を描く感動長篇。生年月日がまったく同じ2人の少年が奉公先で知り合い、男の友情を育んでいく。第108回直木賞受賞作品。(講談社文庫)

目次

第一章 雪ふる佃の渡し 第二章 藤の花薫る 第三章 その人は年上の庇髪 第四章 鬼火あやしき黒い大川 第五章 雪のした卒塔婆小町 第六章 蛍の光佃の渡し あとがき

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出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年04月18日