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講談社選書メチエ

会計とは何か 進化する経営と企業統治

著:山本昌弘

電子版

内容紹介

「時価会計」「国際会計基準」とはどのようなものか。活発化している企業買収で、会計はどのように機能しているのか。組織の意思決定、経営戦略に活用されている管理会計とは何か。コーポレート・ガバナンスを会計制度はどのように実現するのか。かつて、日本の高度成長の背景にあった会計制度の特徴とは――。アカウンタビリティということのエッセンスを、専門知識なしでまるごと理解できる、すべての社会人必読の書。(講談社選書メチエ)

目次

まえがき 第1章 現代社会にとって会計とは何か 1 アカウンタビリティということ 2 会計とはどういう営みであるか 3 会計はコーポレート・ガバナンスを実現する 第2章 資本主義の成立と近代会計の発達 1 近代史の中の会計制度 2 取得原価評価と近代会計の確立 3 日本の資本主義と会計制度 第3章 時価会計とグローバリゼーション──会計制度の現在 1 アメリカの会計改革から国際会計基準へ 2 現代の会計を定義するもの──概念フレームワーク 3 時価と連結──M&A時代の会計 第4章 大企業の経営と管理会計論 1 原価計算の重要性 2 事業部制組織のための業績評価会計 3 会社の戦略を決める管理会計 第5章 組織会計学と会社の意思決定 1 組織がいかに意思決定を行うか 2 会計システムの多様な機能 3 組織行動をコントロールする 第6章 未来の会計、会計の未来 1 日本発のアカウンタビリティ説 2 三式簿記というあらたな理論 3 バランスト・スコアカード 4 キャッシュフロー会計とは何か 参考文献

JP-eコード:0625841500100011000B
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2013年07月26日