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ブルーバックス

麻酔の科学 第2版 手術を支える力持ち

著:諏訪邦夫

電子版

内容紹介

麻酔は身体の機能を他人にまかせること。全身麻酔下の手術では、意識を失った状態で、呼吸・心拍など、身体の根本機能を長時間、他人にまかせることになります。それなのに私たちは、麻酔のことも麻酔科医の仕事もほとんど知りません。知らないまま、平気で手術をまかせられますか?安全が確立されるまでの試行錯誤の歴史から、最新の麻酔薬、装置、施術法まで、手術を支える麻酔と麻酔科医のすべてを解説します。(ブルーバックス・2010年6月刊)

目次

はじめに 目次 序 章 麻酔の実際の進み方の大筋 第1章 吸入麻酔から静脈麻酔へ―二つの麻酔法の話 第2章 お腹の手術でのどが痛い理由―気道確保 第3章 麻酔における麻薬の重要性―麻薬は麻酔に役立つ鎮痛薬 第4章 麻酔中の酸素不足―肺がつぶれて酸素が足りなくなる問題 第5章 身体の外から動脈の血の色を見る―いろいろな監視装置 第6章 医療で死なないために―手術と麻酔の事故 第7章 硬膜外麻酔の役割―自律神経系との関係 第8章 南米先住民の巧妙な狩猟―筋肉をやわらかくする薬 第9章 手術中に意識が戻る恐怖―

JP-eコード:0625768600100011000Q
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年04月04日