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講談社+α文庫

そうだったのか現代思想 ニーチェからフーコーまで

著:小阪修平

電子版

内容紹介

難解なテーマを初心者にもわかりやすく紹介。ニーチェからフーコーまで代表的な11人の哲学者・思想家をとりあげ、現代思想のはじまりからその後の展開まで、難解なテーマを初心者にもわかりやすく紹介する。※本書は1995年7月、芸文社より刊行された『はじめて読む現代思想』1・2を文庫化にあたり一冊にまとめ改題したものです。

目次

文庫版まえがき 第I部 水源篇──真理なき時代の哲学  第一章 ニーチェ──「哲学=真理」の破壊者 なぜ現代思想はニーチェからはじまるのか ニーチェのわからなさの理由 ニーチェの貴族主義と力への意志 他  第二章 フロイト──無意識は何を語るか 現代思想と相対主義 フロイト思想を一言で言うと、「知っていながら知らない」 フロイトの「過剰」と合理主義 他  第三章 ソシュール──言語と差異の体系 人は言葉をどうとらえてきたか 人間の認識は言葉を通じてしかありえない 差異の体系 他  第四章 ハイデガー──「私」は世界のなかにいる 「我思うゆえに我あり」の意味 近代哲学の出発点である主観と客観の透明な関係 客観の分裂とデカルト以降の展開 他  第五章 サルトルとレヴィ=ストロース──人間の強調と構造の発見 六〇年代後半は「実存」がはやった時代 マルクス主義の穴を実存主義が埋める 人間が何かをするのは基本的に「選ぶ」ことである 他 第II部 展開篇──相対主義を超えて  第六章 デリダ──真理の批判と脱構築 書くこととロゴスを切り離す 声の特権にたいする批判 ほか

JP-eコード:0625667400100011000I
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年02月14日