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最後の職人 池波正太郎が愛した近藤文夫

著:中原一歩

電子版

内容紹介

近藤文夫は高校卒業後、ホテル「山の上」に入り23歳で料理長に抜擢される。その姿はやがて、ここを常宿にしている文人たちの目に留まるようになる。なかでも池波正太郎との出会いは近藤の人生を変えた。1993年に独立、銀座に「てんぷら近藤」を構える。ここで脇役扱いされてきた素材の研究をすすめて、いままでにない「野菜てんぷら」を考案していく。その生き様を描きながら、なかなか見られない厨房、河岸など舞台裏に迫る。

目次

まえがき「朝の儀式」 第一章 二人の恩人 第二章 魚河岸通い 第三章 二つの鍋 第四章 さつまいもの公式 第五章 幻の花を求めて 第六章 「てんぷらはもうやめや」 第七章 最後の職人 あとがき「てんぷら近藤の時代」

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出版社:講談社
コンテンツ公開日:2013年12月20日