福島原発事故はなぜ起こったか 政府事故調核心解説
著:畑村洋太郎
著:安部誠治
著:淵上正朗
電子版
内容紹介
被害を拡大させた政府・東電・自治体の判断の誤りとは?メディアの誤解とは何か? いまなお続く避難・除染の本当の悲劇とは? 畑村委員長はじめ、政府事故調の中心メンバーだった3人の著者が、膨大な調査報告書をベースに、報告書に書けなかった独自の視点も入れ、事故の核心に迫る!! 原発再稼働、進まない除染の問題にも一石を投じる書。
目次
はじめに 第1章 東日本大震災と福島第一原発事故 1 未曾有の原子力災害の発生 2 福島第一原発の概要 3 東北地方太平洋沖地震と津波の来襲 4 原子力安全・災害対策の制度と仕組み 5 政府事故調の設置と活動 第2章 福島第一原発で起こったこと 1 原子力発電所の主要設備 2 津波襲来から電源喪失までの経緯 3 全電源喪失後の1号機の状況 4 交流電源喪失後の3号機の状況 5 全電源喪失後の2号機の状況 6 4号機の状況 7 事故は避けられたのか 第3章 政府と地方自治体の失敗 1 事前対策の不備 2 政府の緊急時対応の問題点 3 地方自治体の緊急時対応の不備 4 失敗から学ぶ 第4章 東京電力の失敗と安全文化 1 過酷事故対策・アクシデントマネジメントの欠陥 2 東京電力の津波評価 3 東京電力の事故対処の問題点 4 東京電力の組織的問題 第5章 なぜ被害が拡大したか 1 発電所周辺住民の避難 2 放射能の正しい理解の必要性 3 放射線の人体への影響 4 起こった現象を理解する 5 なぜ被害が拡大したか ほか
JP-eコード:0621829700100011000W
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2013年05月17日。