情報以前の知的作法 踊らされるな、自ら踊れ
著:西きょうじ
内容紹介
TwitterやFacebook全盛の今日、情報に踊らされているとしか思えない若者が増えている。そこで、「踊らされない」ためにはどうすればいいか、情報入手以前における自分の鍛え方を、提示していくのが本書である。情報をうまく受信し、対象を理解し、自分のリズムで動き始めること。最新の脳科学の成果を取り入れながら、本来の体のリズムにあった勉強法を「聞く」「読む」「変わる」の三つの視点から説いていく。
目次
はしがき 序 章 踊らされるな、自ら踊れ 嘘ほど堂々と語られる 自分のリズムで踊ろう 発信は深い呼吸から 選択の自由はないと思ったほうがいい 受信能力を高めよう 人が生き始める時 第1部 聞く・読む・変わる 第1章 聞く作法 人生は受け身から始まる 自分の身体の声を聞き取る 野性を失うと生きている実感を失う 変化しないと、安定はできない 他 第2章 読む理由 読書人口は国力を表す 自分が住む世界と違う世界を知る 自分の中の重層性に気づく読書 読むべき時はいつか 知識の枠組みを作る 第3章 読む作法 読書は筋肉トレーニング 情報の大枠を作る スローリーディングのすすめ 自分のペースで著者の声を聞く 微妙な差異を感じ取るのが豊かさ 読み終えた時から始まる読書 読んだ本を本当に自分のものにする 第4章 変わる作法 受信から発信へ 反復は差異を生む 饒舌な人の中身が空っぽに見えるわけ 重要なのは、言葉の発し方 言語から交響へ 第2部 情報以前の知的作法 ほか
JP-eコード:0621775000100011000L
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2012年07月20日。