「病」を包む、お見舞い言葉
著:三橋尚伸
内容紹介
大事な人が、がんになった時、なんと声をかけて励ませばいいか。大事な人を失った遺族に、どう力づける言葉をかければいいか……。仏教カウンセラーとして、ホスピスで多くのがん患者を見守り、見送ってきた尼僧の著者が、患者の入院直後、手術前、手術後、末期、そして残された遺族にどうやって勇気づければいいかを綴った実用ノンフィクション。がん患者だけでなく、鬱の人、その他重度の病気の人に対しても有効な1冊。
目次
はじめに 第1章 お見舞いに行く [コラム]がんにかかるとはどういうことですか? 「今、大丈夫?」 「どうなの?」 「これ使って……」 第2章 患者さんと話す 「何か気になっていることはある?」 「最近、どんなことを考えている?」 「頑張ってね」 「手術のことを聞いていい?」 「主治医に話してみませんか?」 「いい患者にならなくていいのよ」 「ごめんね、寂しくさせちゃったね」 「あなたは、どうしたい?」 第3章 長い入院生活の人に 「これからの時間をどう生きましょうか?」 「あなたの存在は大きい」 「何でも言っていいのよ」 「あなたと出逢えてよかった」 「つらいね」「よしよし、わかるよ」 「どんな人生でした?」 第4章 終末期の患者さんへ [コラム]ホスピスに移る時に 「死ぬことを考えることはある?」 「命は預かりもの」 「最後まで自分を見捨てないで」 「しのいでね」 「死ぬ時は、一人ではないのよ」 「あなたは、赦されています」 「性欲を感じることはない?」 「死ぬことの話をしましょうか?」 ほか
JP-eコード:0621765600100011000B
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2012年09月21日。