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講談社文芸文庫

日本風景論

著:加藤典洋

電子版

内容紹介

常に斬新な批評を展開する著者が“風景”と呼ぶ微妙な位相。村上春樹の小説を中心に「まさか」と「やれやれ」論、坂口安吾、田中角栄、北一輝に共通性を見る「新潟の三角形」、“ディスカバー・ジャパン”と国木田独歩、志賀重昂を対比する「武蔵野の消滅」ほか、三島由紀夫、深沢七郎、吉本ばなな、大島弓子等、時代をとりまく日本的文化現象に焦点をあてた独創の8篇。著者の批評の資質と方向を示す初期評論集。(講談社文庫)

目次

「まさか」と「やれやれ」 一九五九年の結婚 新潟の三角形 武蔵野の消滅 「大」・「新」・「高」 風景の影  I 水銀柱の上の空白  II ポンペイの透明人間 著者から読者へ

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出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年03月20日