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講談社学術文庫

科学とオカルト

著:池田清彦

電子版

内容紹介

ニュートンもケプラーも錬金術師だった。客観性を謳う科学の登場は、たかだか数百年前のことである。近代産業社会が、オカルト理論に公共性を要請した時、秘術は「近代科学」として生まれ変わった。「万能の学=科学」と現代オカルトは、原理への欲望とコントロール願望に取り憑かれ、どこまで行くのだろうか。社会と科学とオカルトの三者の関係を探究し、科学の本質と限界に迫る。(講談社学術文庫)

目次

はじめに 第一章 科学の起源 第二章 オカルトから科学へ 第三章 科学の高度化と専門化 第四章 科学が説明できることと説明できないこと 第五章 心の科学とオカルト 第六章 現代オカルトは科学の鏡である 第七章 カルトとオカルト 第八章 科学とオカルトの未来 おわりに

JP-eコード:0615980200100011000D
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年10月24日