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講談社学術文庫

十二世紀ルネサンス

著:伊東俊太郎

電子版

内容紹介

中世の真っ只中、閉ざされた一文化圏であったヨーロッパが、突如として「離陸」を開始する12世紀。東方からシチリアへ、イベリア半島へ、ギリシア・アラビアの学術がもたらされる。ユークリッド、プトレマイオス、アル=フワーリズミーなどが次々とラテン訳され、飛躍的に充実する西欧の知的基盤。先進的アラビアとの遭遇が生んだ一大転換期を読む。

目次

学術文庫版への序文 第一講 十二世紀ルネサンスとは何か 第二講 十二世紀ルネサンスのルートと担い手 第三講 シャルトル学派の自然学 第四講 シリア・ヘレニズムとアラビア・ルネサンス 第五講 アラビアから西欧へ 第六講 シチリアにおける科学ルネサンス 第七講 ロマンティック・ラブの成立 参考書目 あとがき(原本)

JP-eコード:0615978000100011000C
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2016年12月16日