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講談社学術文庫

シュンペーター

著:根井雅弘

電子版

内容紹介

「市場主義」による経済構造改革を主張する人々に好んで引用されるシュンペーター。「企業者精神」「イノヴェーション」「創造的破壊」などの概念はどのような文脈で理解されるべきなのか。ウィーンで学び、大蔵大臣・銀行頭取などを歴任、破産の憂き目に遭いながら、独創的理論を打ち立てケインズと並び称された20世紀経済学の天才の思想と生涯を追う。(講談社学術文庫)

目次

学術文庫版への序 プロローグ 第一章 颯爽たる学界デビュー 1 世紀末ウィーンの「恐るべき子供」 2 二十五歳の処女作 3 「発展」への指向 第二章 経済発展のヴィジョン 1 静態から動態へ 2 マーシャル経済学への挑戦 3 第一次世界大戦の衝撃 第三章 ドイツにおけるシュンペーター 1 政治家シュンペーター 2 挫折からの再起 3 ボン大学の日々 第四章 ハーヴァード黄金時代へ 1 ヨーロッパからアメリカへ 2 ケインズ革命のアメリカ上陸 3 革命への抵抗 第五章 晩年の日々 1 孤高の経済学者 2 第二次世界大戦の憂鬱 3 シュンペーターから現代へ あとがき シュンペーター関連年表 索 引

JP-eコード:0615974300100011000H
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2013年06月21日