講談社学術文庫
仏教の来た道
著:鎌田茂雄
電子版
内容紹介
インドから西域に伝わった仏教は、中国、朝鮮、日本へと東漸し、それぞれの地にしっかりと根をおろした。仏教伝播の道筋には、敦煌や雲岡の石窟をはじめ仏教文化の遺産が数多く見られる。また仏教伝播の立役者は、仏図澄(ぶっとちょう)、法顕(ほっけん)、玄奘三蔵ら布教・求法(ぐほう)に燃える僧たちであった。今なお残る史跡や文物、伝道僧の事績に光を当て、仏の来た道をたどり返す。
目次
第一章 熱沙の伝道 第二章 灼熱の求法 第三章 石窟の浄土 第四章 南朝四百八十寺 第五章 末法到来 第六章 天台の聖地 第七章 華厳の風光 第八章 密教の水源 第九章 禅の源流 第十章 仏教東漸 終章 東アジアの仏教交流 あとがき(原本) 東アジア仏教地図 東アジア仏教史年表
JP-eコード:0615959000100011000W
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2016年01月22日。