講談社現代新書
会社コンプライアンス 内部統制の条件
著:伊藤真
電子版
内容紹介
誰もが知りたい企業倫理と内部統制の論点! 企業倫理と内部統制とは社員を縛るためのものと「誤解」されていませんか。実は「他者への共感」をベースに社会のルール・憲法の価値・地球を大切にすることです。(講談社現代新書)
目次
第一章 会社のコンプライアンスとは何か──アクセルとブレーキとハンドルのバランスをとる意味 新しい概念の続出/コンプライアンスにかかわる膨大な数の法律/法律をすべて知る必要があるの?/他 第二章 企業の不祥事、企業の改革──新会社法やJSOX法で「内部統制」が注目される理由 東芝ココム事件、その後/私欲のアメリカ型、自己犠牲の日本型──企業不祥事の二タイプ/プロとして自ら律する倫理性を/他 ワンポイントゼミナール1 その後の「ライブドア事件」 ワンポイントゼミナール2 内部統制の実施基準 第三章 日本人は「監視システム」に抵抗がある──新会社法やJSOX法は誰の利益を守るのか 企業運営の三権分立/内部統制とコーポレートガバナンス/究極の内部統制の条件/SOX法は信頼か、不信頼なのか/他 ワンポイントゼミナール3 会社法改正の経緯を見る 第四章 コンプライアンスが果たされないとどうなる──「法的制裁」と「社会的制裁」の大きな違い コンプライアンスが果たされない不都合とは?/企業の刑事責任は重罰化の傾向にある/民事上の責任と行政上の責任/他 ほか
JP-eコード:0614987700100011000W
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2013年07月26日。