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講談社現代新書

武装解除 紛争屋が見た世界

著:伊勢﨑賢治

電子版

内容紹介

むき出しの暴力、軍閥ボスのエゴ、戦争が日常の子どもたち……。泥沼の紛争地でいかに銃を捨てさせるか? 東チモールからアフガンまで現場を指揮した男が明かす真実。真の平和論はこの一冊から。(講談社現代新書)

目次

序 章 常に思い通りにならない半生 歯車が狂いだしたのは大学卒業間近/アイデンティティはどこへ/行動パターンを縛る原体験/まったく祝福されない海外留学と国外強制退去/魑魅魍魎の日本のNGO業界/聞いたこともない国への赴任/政治家なんて恫喝させておけ/NGOで学ぶマネジメントの基礎そして幻滅/一本の電話でPKOへ 第一章 暫定政府県知事になる──東チモール 紛争屋という危ない業界/国連PKOの世界へ/東チモール小史/県知事が国連平和維持軍と文民警察を統括/国連平和維持軍兵士の死/文民統治(シビリアン・コントロール)のリスク/後方支援は人道支援ではない/“仇敵”との信頼醸成/軍事監視団の心意気/非武装国家の夢 第二章 武装解除を指揮する──シエラレオネ テロを封じ込める決定的解決法/シエラレオネ小史/米国が醸し出す究極のダブル・スタンダード/正義か、平和か/平和の代償/和解という暴力/紛争解決の究極の処方箋?──DDR/武装解除なしで選挙をやったら?/和平合意だけで武装解除は始まらない/中立性とは何か/DDRの真価 第三章 またまた武装解除を──アフガニスタン ほか

JP-eコード:0614976700100011000S
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2014年09月26日