日本中世の民衆像 平民と職人
著:網野善彦
電子版
内容紹介
弥生時代いらい水稲を中心に生きてきた単一の民族という日本人像は近世以降の通念にしばられた虚像ではないだろうか。本書は、中世民衆が負っていた年貢・公事の実態とその意味を問い直し、さらに遍歴する職人集団の活動に光を当てることにより、その虚像をくつがえす。日本中世の多様な姿とゆたかな可能性が描き出される。
JP-eコード:00000000000000001366
。出版社:岩波書店
。コンテンツ公開日:2020年02月28日。