国家 上
著:プラトン
訳:藤沢令夫
電子版
内容紹介
ソクラテスは国家の名において処刑された。それを契機としてプラトンは、師が説きつづけた正義の徳の実現には人間の魂の在り方だけでなく、国家そのものを原理的に問わねばならぬと考えるに至る。この課題の追求の末に提示されるのが、本書の中心テーゼをなすあの哲人統治の思想に他ならなかった。プラトン対話篇中の最高峰。
JP-eコード:00000000000000000970
。出版社:岩波書店
。コンテンツ公開日:2020年02月28日。