筑波書房ブックレット 暮らしのなかの食と農 7
海外における有機農業の取組動向と実情
著:蔦谷 栄一
紙版
内容紹介
日本における有機農業への取り組みや有機食品流通等の現状・展開構造を念頭におきながら、海外のおもな国の有機農業、有機食品への取組状況等について紹介する。
目次
Ⅰ はじめに
Ⅱ 全般的動向
1.最も普及しているヨーロッパ
2.有機食品の基準
3.我が国における有機農業の現状
(1) 歴史
(2) 法的位置づけ
(3) 農政上の位置づけ
(4) 取組状況
(5) その他
Ⅲ 各国(地域)別動向等
1.ヨーロッパ
(1) EU
(2) スイス
2.アメリカ
(1) アメリカ(合衆国)
(2) キューバ
3.東アジア
(1) 中国
(2) 韓国
Ⅳ まとめ
1.有機農業等の流れ
(1) 世界的に拡大する有機農業等
(2) 国家主導型と民間主導型
(3) 環境政策との一体化
(4) 多角化する流通と商業化、コミュニケーション重視
2.有機農業の持つ現代的意味
(1) 持続的循環型農業
(2) 地産地消
(3) 本質的な安全・安心の確保
(4) コミュニケーション創造と持続的循環型社会形成
(5) 国際連携・支援
3.今後の有機農業等の発展のために
(1) 農政での明確な位置づけ
(2) 必要な支援措置
(3) 地域社会農業の中での位置づけ
(4) 東アジア、発展途上国との連携