出版社を探す

現代イギリス農業の成立と農政

著:ジョン・マーチン
監:村田 武
監:溝手 芳計

紙版

内容紹介

1930年代に農業と営農活動が直面した課題と90年代の課題にはきわめて有用な類似性がみられる。こうした経済、社会、技術、政治において重要な諸問題を分析し、20世紀における農業と農村生活を変化させることになった農業革命の原因と結果を検証する。

目次

序文(トム・ブランデル)
第1章 はじめに
第2章 1930年代のイギリス農業
第3章 第二次食料増産計画
第4章 国家の役割
第5章 科学と技術の革命
第6章 共通農業政策
第7章 農業発展とイギリスの自然遺産
第8章 結び:現代農業

著者略歴

著:ジョン・マーチン
レスター州ド・モンフォート大学の経済・社会史担当のシニア・レクチャラー。1993年に博士号請求論文“The Impact of Government Intervention on Agricultural Productivity in England and Wales 1939-45”でレディング大学から学術博士の学位を取得している。コンサルタント活動を行う一方、20世紀イギリス農業の発展についてBBCの番組作成に協力するなど幅広い活動を行っている。さらにオクスフォード大学の準研究員の資格を持ち『国民の歴史新辞典』(New Dictionary of National Biography)の多くの項目を分担執筆している。
監:村田 武
1953年岡山県生まれ。
京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学修士。
現在、駒澤大学経済学部教授。
監:溝手 芳計
1942年 福岡県生まれ。
京都大学大学院経済学研究科博士課程中退。経済学博士。
現在、九州大学大学院農学研究院教授。

ISBN:9784811902203
出版社:筑波書房
判型:A5
ページ数:286ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2002年05月
発売日:2002年05月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TV
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:NH