日記で読む日本史
日記で読む日本史 19「日記」と「随筆」
ジャンル概念の日本史
著:鈴木 貞美
紙版
内容紹介
『土佐日記』は紀行、『方丈記』は日記とみなされていた時代があった?! では、現在のようなジャンル概念はいつ、どのようにして築かれたのか。「日記」と「随筆」それぞれの概念の変遷を追うことで、現代の国語教育を通して、人びとのあいだに認識されているジャンル概念や価値観から離れ、作品を見通す新たな視座を提供する。
【目次】
序 章 なぜ、「日記」と「随筆」か
一 ジャンルは編みかえられる/二 随筆とエッセイ/三 古典評価の移り変わり
第一章 古典における「日記」と紀行文
一 重層する「日記」の用法/二 様ざまな「日記」/三 中世紀行文のことなど
第二章 前近代における「随筆」
一 中国の用法/二 日本の場合/三 日本の「随筆」考/四 池亭記・方丈記・徒然草/五 江戸時代の「随筆」
第三章 「日記」「随筆」の近現代
一 古典評価史の検討/二 「日記」の変容/三 修養日記へ/四 随筆の拡散
註
あとがき
主要人名・書名索引
目次
序 章 なぜ、「日記」と「随筆」か
一 ジャンルは編みかえられる/二 随筆とエッセイ/三 古典評価の移り変わり
第一章 古典における「日記」と紀行文
一 重層する「日記」の用法/二 様ざまな「日記」/三 中世紀行文のことなど
第二章 前近代における「随筆」
一 中国の用法/二 日本の場合/三 日本の「随筆」考/四 池亭記・方丈記・徒然草/五 江戸時代の「随筆」
第三章 「日記」「随筆」の近現代
一 古典評価史の検討/二 「日記」の変容/三 修養日記へ/四 随筆の拡散
註
あとがき
主要人名・書名索引