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日記で読む日本史

日記で読む日本史 14 国宝『明月記』と藤原定家の世界

著:藤本 孝一

紙版

内容紹介

長年、冷泉家時雨亭文庫にて、冷泉家に伝わる古典籍の整理・調査にあたる、写本学第一人者の著者が、書物の形態から『明月記』の姿を明らかにし、藤原定家の価値を再解釈する。紙の継ぎ方や筆跡、裏打ち紙に書かれた文字など、実際に原本を手に取り、調査した著者ならではの視点で、現存する『明月記』がどのように成立したのかを、平易なことばで解き明かしていく。研究者はもちろん、初学者にもおすすめの一冊。


【目次】


第一部 総論
第一章 『明月記』の本体

第二部 各論
第二章 明月記の写本学研究―貴族日記と有職故実書―)
第三章 巻子本から冊子本へ―『明月記』と紀貫之本『土左日記』の表紙―
第四章 あしたづの歌と説話―説話と有職故実― 
第五章 藤原定家自筆本『拾遺愚草』の書誌的研究
第六章 冷泉家御文庫の封印と『明月記』
第七章 定家様から見る書道の美―冷泉家の和歌と書―
第八章 『明月記』の食事

第三部 歴史的位置づけ 
第九章 本地垂迹説からの独立と古今伝授 

まとめ

註/出典一覧/定家年表/あとがき

目次



第一部 総論
第一章 『明月記』の本体

第二部 各論
第二章 明月記の写本学研究―貴族日記と有職故実書―)
第三章 巻子本から冊子本へ―『明月記』と紀貫之本『土左日記』の表紙―
第四章 あしたづの歌と説話―説話と有職故実― 
第五章 藤原定家自筆本『拾遺愚草』の書誌的研究
第六章 冷泉家御文庫の封印と『明月記』
第七章 定家様から見る書道の美―冷泉家の和歌と書―
第八章 『明月記』の食事

第三部 歴史的位置づけ 
第九章 本地垂迹説からの独立と古今伝授 

まとめ

註/出典一覧/定家年表/あとがき

ISBN:9784653043546
出版社:臨川書店
判型:4-6
ページ数:226ページ
定価:2900円(本体)
発行年月日:2016年07月
発売日:2016年07月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ