臨川選書 31
身体でみる異文化
目に見えないアメリカを描く
著:広瀬 浩二郎
内容紹介
「身体でみる」+「異文化」。13歳で視力を失った著者による、アメリカ・シカゴでの在外研究記。マイノリティとしての実生活をいきいきと描きながら、聴覚や触覚、さらには皮膚感覚を駆使してとらえたアメリカでの思索の日々を綴る。視覚優位の時代だからこそ「身体でみる」「さわる」ことの重要性を説く。
【目次】
はじめに――フィールドワークに基づく身体論
序章 シカゴでの「ミドルライフ」――二〇一三年八月の響記(ひびき)から
第一章 てくてく・すいすい――二〇一三年九月の響記から
1 「やればできる」と「できればやる」は違う/2 進むべきか止まるべきか、それが問題だ!
第二章 もりもり・がつがつ――二〇一三年十月の響記から
1 寿司と合気道の不思議な関係/2 重箱の隅、はたまた大風呂敷/3 サムライ魂とボランティア
第三章 そよそよ・ざわざわ――二〇一三年十一月の響記から
1 観光から観風へ/2 観風の三原則
第四章 つるつる・ごつごつ――二〇一三年十二月の響記から
1 「行き当たりばったり」と「体当たりほっこり」/2 木を見て森を見ず、されど森を描く
第五章 ぐいぐい・じわじわ――二〇一四年一月の響記から
1 アメリカンドリームと独自性/2 チャレンジャーでもチャレンジドでもなく
第六章 ぽつぽつ・ぼつぼつ――二〇一四年二月の響記から
1 「手伝い」とは手で伝えることなり!/2 「ハンサム=hand-some」な生き方
第七章 ふらふら・わくわく――二〇一四年三月の響記から
1 点字の嬉々と危機/2 「エクスクルーシブ教育」の提唱
第八章 のろのろ・ばたばた――二〇一四年四月の響記から
1 宗教とは「むねの教え」なり/2 琵琶を持たない琵琶法師
終 章 まあまあ・まだまだ――二〇一四年八月の響記から
1 シカゴの夢と大阪の現実をつなぐ/2「触常者宣言」を読み直す/3 火にさわる、絵にさわる、知にさわる
補 章 瞽女の手――視覚障害者の「さわる文化」と現代
おわりに――触文化研究の未来へ
目次
はじめに――フィールドワークに基づく身体論
序章 シカゴでの「ミドルライフ」――二〇一三年八月の響記(ひびき)から
第一章 てくてく・すいすい――二〇一三年九月の響記から
1 「やればできる」と「できればやる」は違う/2 進むべきか止まるべきか、それが問題だ!
第二章 もりもり・がつがつ――二〇一三年十月の響記から
1 寿司と合気道の不思議な関係/2 重箱の隅、はたまた大風呂敷/3 サムライ魂とボランティア
第三章 そよそよ・ざわざわ――二〇一三年十一月の響記から
1 観光から観風へ/2 観風の三原則
第四章 つるつる・ごつごつ――二〇一三年十二月の響記から
1 「行き当たりばったり」と「体当たりほっこり」/2 木を見て森を見ず、されど森を描く
第五章 ぐいぐい・じわじわ――二〇一四年一月の響記から
1 アメリカンドリームと独自性/2 チャレンジャーでもチャレンジドでもなく
第六章 ぽつぽつ・ぼつぼつ――二〇一四年二月の響記から
1 「手伝い」とは手で伝えることなり!/2 「ハンサム=hand-some」な生き方
第七章 ふらふら・わくわく――二〇一四年三月の響記から
1 点字の嬉々と危機/2 「エクスクルーシブ教育」の提唱
第八章 のろのろ・ばたばた――二〇一四年四月の響記から
1 宗教とは「むねの教え」なり/2 琵琶を持たない琵琶法師
終 章 まあまあ・まだまだ――二〇一四年八月の響記から
1 シカゴの夢と大阪の現実をつなぐ/2「触常者宣言」を読み直す/3 火にさわる、絵にさわる、知にさわる
補 章 瞽女の手――視覚障害者の「さわる文化」と現代
おわりに――触文化研究の未来へ
ISBN:9784653042266
。出版社:臨川書店
。判型:4-6
。ページ数:200ページ
。定価:1850円(本体)
。発行年月日:2015年04月
。発売日:2015年04月08日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS。