映日叢書 1
小川環樹 中国語学講義
筆録:尾崎 雄二郎
編:高田 時雄
内容紹介
かつて中国文学の大学者小川環樹の講義を、後年碩学となった弟子尾崎雄二郎が筆録していた。講義の口吻もそのまま忠実に記した、臨場感あふれるそのノートを、二人の弟子にあたる高田時雄が編集・公刊する。今も変わらぬ基礎知識は極めて要領よく解説され、また講義から70年余りを経て進歩した現在の学界においてなお、新たな研究アイデアやヒントが散りばめられた本講義録は、中国語学を学ぶ学生のみならず、研究者にとっても有益な一冊となるはずである。
<目次>
中國音韻史
第1 章 時代區分
第2 章 カールグレン等の研究
第3 章 韻書の起源 [附]呂靜『韻集』の五聲について
第4 章 中國語の音聲と音韻
第5 章 『廣韻』以後の音韻の變遷について
第6 章 いわゆる官韻とは別の系統の韻書について
第7 章 上古漢語
中國語方言學史
第1 章 方言ということば及びそれに類似したことばの意味、またそれが如何に使われてきたかについて
第2 章 揚雄の『方言』
第3 章 清朝時代の方言研究
第4 章 國學派の方言研究
第5 章 歐米人の中國語方言研究
第6 章 民國以後の中國における方言研究
語義沿革擧例
第1 章 單語と字の同一性、その限界、變化
第2 章 語義變化の一般的方向
第3 章 風流
第4 章 雅俗
第5 章 聯綿字
中國小說史
第1 章 小說の起源(古代から唐まで)
第2 章 唐宋時代
第3 章 三國志演義
第4 章 水滸傳
第5 章 西遊記
編集後記
目次
中國音韻史
第1 章 時代區分
第2 章 カールグレン等の研究
第3 章 韻書の起源 [附]呂靜『韻集』の五聲について
第4 章 中國語の音聲と音韻
第5 章 『廣韻』以後の音韻の變遷について
第6 章 いわゆる官韻とは別の系統の韻書について
第7 章 上古漢語
中國語方言學史
第1 章 方言ということば及びそれに類似したことばの意味、またそれが如何に使われてきたかについて
第2 章 揚雄の『方言』
第3 章 清朝時代の方言研究
第4 章 國學派の方言研究
第5 章 歐米人の中國語方言研究
第6 章 民國以後の中國における方言研究
語義沿革擧例
第1 章 單語と字の同一性、その限界、變化
第2 章 語義變化の一般的方向
第3 章 風流
第4 章 雅俗
第5 章 聯綿字
中國小說史
第1 章 小說の起源(古代から唐まで)
第2 章 唐宋時代
第3 章 三國志演義
第4 章 水滸傳
第5 章 西遊記
編集後記