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戸建住宅地管理論

自律共生型社会による

著:温井 達也
著:プレイスメイキング研究所まち育て事業部

紙版

内容紹介

住宅ストックの時代、夢のマイホームとあこがれてきた郊外の一軒家。
新しく開発された戸建住宅地は、時代のニーズにどう応えるか?
そのひとつの答えは、戸建の所有者による所有者組合による管理だ。
アメリカで行われている同様の所有者組合、HOA(Home Owners Association)方式を
より日本の慣習に合わせて管理する日本型HOAの考え方、実践例を紹介。
まち育ての専門家の助けを借りながら、持続的なまちが運営される「まち育て」の視点から、自律し、共生する戸建住宅地を目指す。
2004年以降、郊外の戸建住宅地で実践されてきた実例を紹介。

目次

1章・現代、家づくり事情
1節・あこがれのマイホームの移り変わり/2節 アメリカと日本の住宅地の違い/3節 家を住み熟すための課題とアドバイス

2章・現代、まちづくり事情
1節・「町」「街」、あるいは「まち」の歴史/2節・まちの間取りを考えてみる/3節・まちづくり」から「まち育て」へ

3章 プレイスメイキングからの実践
1節・私たちの目指すプレイスメイキングとは/2節・戸建住宅地でのプレイスメイキングの考え方/3節 ・プレイスメイキング10年の実践から/4節 つくばロケーションヴィレッジでのプレイスメイキング

4章・自律共生型社会を目指して
1節・戸建住宅地で目指す自律共生型社会/2節・自律共生型社会への問題提起

索引

著者略歴

著:温井 達也
株式会社プレイスメイキング研究所代表取締役。
1973年、兵庫県生まれ。
2004年、筑波大学芸術学修士課程環境デザイン修了(デザイン学修士)。
日本型HOA推進協議会事務局長。
戸建住宅地における住民主体の維持管理について、プレイスメイキングの考え方を基に研究と実務の両面から取り組んでいる。
そこから生まれた「自律共生型社会」の概念を戸建住宅地から地域社会に広げていくためにさまざまな活動を行っている。
著:プレイスメイキング研究所まち育て事業部
平成16(2004)に筑波大学発ベンチャーとして設立された
株式会社プレイスメイキング研究所内の
まち育て事業を担っている。

ISBN:9784901574143
出版社:結エディット
判型:A5
ページ数:252ページ
価格:2500円(本体)
発行年月日:2018年02月
発売日:2018年02月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TQS