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社長争奪

世襲・派閥・策謀

著:有森 隆

紙版

内容紹介

社長はオレだ!権力奪取のダークサイド!

経営トップをめぐる社内抗争は企業につきものだ。社長派、反社長派が対立し、秘密警察さながらに社員の動向を探る。怪文書が飛び交いスキャンダルがリークされる。クーデターによる追い落としが成功すると、粛清人事と論功行賞人事だ。そして新たなトップが長期政権による院政をはじめ、次なる内紛の火種となる――。

大塚家具、NEC、三越伊勢丹、野村證券、クックパッド、みずほFG、パナソニック、ダイエー……有名大企業8社の事例に見る、権力奪取の非情な闘い!

目次

第1章 大塚家具 ―創業家父娘がトップ争いで激突
第2章 NEC ―会長vs.社長のドロ沼戦争
第3章 三越伊勢丹 ―くり返される宿痾の社長解任劇
第4章 野村證券 ―会社はあざとい社長で迷走する
第5章 クックパッド ―ガバナンスに足をすくわれた創業社長
第6章 みずほFG ―旧3行入り乱れた果てなき派閥抗争
第7章 パナソニック ―創業家の世襲が断たれるとき
第8章 ダイエー ―創業者が引き際に失敗し会社消滅

著者略歴

著:有森 隆
経済ジャーナリスト。早稲田大学文学部卒業。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的取材・執筆活動を続けている。
著書には『日銀エリートの「挫折と転落」--木村剛の「天、我に味方せず」』(講談社)、『世襲企業の興亡』『海外大型M&A 大失敗の内幕』『社長解任 権力闘争の内幕』『社長引責 破綻からV字回復の内幕』『住友銀行暗黒史』『巨大倒産』(以上、さくら舎)、『実録アングラマネー』(講談社+α新書)、『日本企業モラルハザード史』(文春新書)、『強欲起業家』(静山社文庫)、『異端社長の流儀』(だいわ文庫)などがある。

ISBN:9784865811582
出版社:さくら舎
判型:4-6
ページ数:340ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2018年07月
発売日:2018年07月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ